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ECサイトを作ったら、まず最初にやるべきWEB広告3選

ECサイトを立ち上げたら、次に重要なのは「集客」です。
公式インスタで地道にフォロワーを伸ばすのも大事ですが、お金をかけてWEB広告を出稿することで多くの人に存在を知ってもらうきっかけにもなります!
この記事では「どんな広告があるかわからない」「どれから始めたらいいかわからない」といった方でもすぐに始められて効果を実感しやすい、3つの広告をわかりやすく紹介していきます。

1.Googleショッピング広告

ECサイトを立ち上げたらまず最初にやるべき鉄板の施策は「Googleショッピング広告」です。
Googleショッピング広告はGoogleの検索結果の上部に商品の画像やタイトル、価格が一目でわかるように表示される広告で、弊社のお取引のあるEC事業者のほとんどが導入している必須媒体です!

Googleショッピング広告とは
Google上でユーザーが検索したキーワードを基に、関連する商品が検索結果上に表示される広告です。ユーザーが気になる商品をクリックすると直接ECサイトの商品詳細ページに遷移するため、簡単にサイトへ流入させることができます。

通常のリスティング広告とは異なり、
●テキストのみではなく画像付きで商品が掲載できる
●キーワードの登録ではなくデータフィードを登録することで、Googleのアルゴリズムがユーザーの検索キーワードと商品情報を突き合わせて表示商品が選定される
といった点が特徴となります。

Googleショッピング広告が導入必須な理由
なぜGoogleショッピング広告が導入必須なのかというと、以下の3つのポイントがあります。

1.視認性の高さ
日本の検索エンジン市場で大きなシェアを持つGoogle。
Googleショッピング広告はGoogleの検索結果の最上部に表示されるため多くのユーザーの目に留まりやすく、サイト流入を増やすのに最適です。
スマホ表示ではファーストビューを占めることもありますので必ず押さえておきたい広告枠と言っても過言ではないでしょう。

2.顕在ニーズの高いユーザーを獲得しやすい
具体的な検索キーワードで商品を探しているユーザーに表示されるため、より購入意欲の高いユーザーに接触することができます。
さらにユーザーは画像や価格で他商品と比較した上で商品ページに遷移するためCVRの高さも特徴の一つです。

3.キーワード選定の必要がない
通常のリスティング広告とは異なりキーワードの登録が必要なく、データフィードの登録のみで広告を配信することが可能です。
データフィードを使ってより露出を高めたい商品群を作成することもできるため、運用の幅も広がります。

Googleショッピング広告のユーザー層と相性のいい商材
日本国内ではGoogleの検索シェアが約80%を超えており、スマートフォンから商品を探すユーザーも年々増加しています。
特に20〜50代の男女が中心で、価格比較やレビュー重視の層に強くリーチできます。

相性のいい商材としては、
●ファッション・アパレル
●家電・ガジェット
●美容・健康用品
●日用雑貨・インテリア
●食品・ギフト・スイーツ
など、検索キーワードで探されやすく比較されやすい商品カテゴリです。

Googleショッピング広告まとめ
Googleショッピング広告は「買いたい人」にピンポイントでリーチできる、最も即効性の高い広告施策です。検索結果のトップに画像付きで表示されるため、視認性が高くクリック率も良好。さらに、キーワードを登録せずにデータフィードを登録するだけで配信できるため、初心者でも始めやすく、ECサイト立ち上げ直後の集客に最適な広告媒体です!

2.Meta広告(Instagram/Facebook広告)

Googleショッピング広告で「買いたい人」にリーチできたら、次に取り組みたいのがMeta広告(Instagram/Facebook広告)です。
Meta広告は「まだ商品を知らないけど、興味を持ちそうな人」にブランドの魅力を伝えるのに最適!特にファッション、コスメ、アクセサリー、インテリアなど、ビジュアルで世界観を伝えられる商材とは相性抜群の媒体です。

metaサイトより引用

Meta広告とは
Meta広告とは、InstagramやFacebook上に画像・動画・カルーセルなどの形式で表示される広告のこと。
ユーザーの年齢・性別・地域・興味関心・行動データなどを基に、ターゲットを細かく絞り込んで配信できるのがMeta広告の特徴です。
またGoogleショッピング広告同様にデータフィード(商品カタログ)を登録することでクリエイティブの作成無しで広告配信することも可能です。

Meta広告のメリット
1.潜在層へのアプローチが可能
Google広告が「買いたい人」を狙うのに対し、Meta広告は「興味を持ちそうな人」に見てもらうことができます。まだブランドを知らないユーザーに“最初の出会い”を作れるのが最大の強みです。

2.ビジュアルでブランド世界観を訴求できる
Instagram・Facebookは画像や動画の訴求力が高く、テキストでは伝わらない「世界観」や「体験価値」を届けることができます。特にストーリーズやリールなど短尺動画を使えば、印象的で感情に刺さる訴求が可能です。

3.細かいターゲティングと自動最適化
Meta広告では年齢・性別・地域はもちろん、「興味関心」「フォローしているアカウント」「過去の行動履歴」などから高精度のターゲティングが可能です。さらに自動最適化機能(Advantage+)により、少額でも効率的に配信できます。

Meta広告のユーザー層と相性のいい商材
日本のInstagramアクティブユーザー数は約6,600万人、Facebooは約2,600万人となっています。(2025年10月時点)
Instagramは10~30代の利用が7割、Facebookは30~40代を中心に利用されています。

また、「ファッション」「美容」「旅行」「グルメ」などカテゴリと親和性が高く、
特にECサイトの観点からは「見て直感的に欲しくなる」ようなビジュアル商材
●ファッション
●アクセサリー
●コスメ
●雑貨
などとの相性が抜群です。

まとめ
Meta広告は、ブランドの世界観を伝えながらファンを増やすのに欠かせない広告媒体です。
Googleショッピング広告のように“買いたい人”に直接アプローチするものではありませんが、
ブランドを知ってもらう「入口」を作るという意味で、ECサイト初期の集客において非常に効果的です。

3.リターゲティング広告

Googleショッピング広告で“買いたい人”を取り込み、Meta広告で“興味を持ちそうな人”にブランドを知ってもらったら、最後に実施したいのがリターゲティング広告です。
リターゲティング広告は、一度サイトを訪れたユーザーを追跡し、その後ほかのサイトやSNS、アプリなどに再び広告を表示する仕組み。ECサイトでカートに商品を入れたのにそのまま購入せずに離脱してしまうユーザーは約7割と言われているので、サイトの流入数が増えてきたら必ず導入したい広告メニューです!

リターゲティング広告とは
リターゲティング広告は、CookieやPixelなどのトラッキング技術を使って「過去に自社サイトを訪れたユーザー」に対して配信する広告で、GoogleやYahoo、Meta、LINE、Criteoなど主要媒体の多くが対応しており、上述したGoogleでは「ディスプレイ広告(GDN)」、Metaでは「動的リマーケティング広告(カタログ広告)」として利用できるため他の施策とセットで行うことも可能です。

リターゲティング広告のメリット
1.購買意欲が高いユーザーに絞って配信できる
一度サイトを訪問した時点で商品やブランドに興味を持っているのは間違いないため、広告の無駄打ちが少なくCVRやROASが高いのが特徴です。

2.自動で商品を出し分けできる
各広告媒体のアルゴリズムがユーザーが見た商品・カテゴリをもとに、データフィードに登録されている商品の中から最適な商品を自動で選定し配信するため、ユーザー1人ひとりに適した広告を配信できるのも強みの一つです。

3.広告費用対効果が高い
一般的にリターゲティング広告はCTR・CVRともに高く、他施策に比べて少ない予算で確実に売上につながりやすいとされています。
だからと言ってリターゲティング広告のみでは伸びていかないため新規獲得施策をセットで行うことで効果を拡大できます。

リターゲティング広告のユーザー層と相性のいい商材
リターゲティング広告は、一度でもサイトを訪れたユーザーに配信されるため、ユーザー層は基本的に「自社に興味を持っている層」=高確度の見込み顧客です。特に「比較・検討時間が長い商品」ほど再アプローチの効果が出やすい傾向にあります。

相性のいい商材としては、以下のようなカテゴリが考えられます。
●アパレル:サイズ・色違いなど迷いやすい商品
●家電・ガジェット:比較検討が長い
●コスメ・スキンケア:リピート・試用促進
●インテリア・家具:購入までの検討期間が長い
●サブスク商品・ギフト系:複数回接触で関心が高まる

逆に低単価で衝動買いされやすい商品(例:日用品・食品など)は、リターゲティングする必要がなかったり、リターゲティングをかけても費用対効果が薄いことがあるため、注意した運用が必要です。

リターゲティング広告まとめ
リターゲティング広告は一度サイトを訪れた人に再度商品を思い出してもらうことで、確実にコンバージョンを積み上げることができます。
特に、Googleショッピング広告やMeta広告と組み合わせることで、「認知 → 興味 → 検討 → 購入」という購買フローをスムーズに育てることが可能なので、流入数が増えてきたタイミングで導入を検討してみましょう!

さいごに

データフィードサービス「FEED STREAM」を運用するメディアストリーム株式会社では、Googleショッピング広告やMeta広告、リターゲティング広告に必要なデータフィードの作成から広告運用まで一気通貫で対応しています!
もちろん、「データフィードのみ」「広告運用のみ」のご相談も可能。質問だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。

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